管理番号 | 新品 :32389387 | 発売日 | 2024/04/30 | 定価 | 115,000円 | 型番 | 32389387 | ||
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今季入荷の最後の一台。シンガーモデル188は国産の職業用足踏みミシンです。今や生産されない(できない)モデルです。ここまで保存状態が良い個体も希少なものかと思います。シンガーは本社はアメリカにありましたが、こちらは当時の日本の工場で生産されたものです。モデル188には黒いヘッドボディのものとグレーのボディの展開あり。これは今や手に入らない絶大な人気の黒ボディです。形は角ばったデザインでアールデコの雰囲気が出てきた時代でもあります。職業用ミシンは高速で安定して縫え、毎日何時間も使い続けることを前提に製造されていますので、堅牢に出来ています。全回転の垂直釜はスピードに対する縫製の安定性があります。また使用できる針も硬い職業用・工業用ミシン針でボビン、ボビンケースも現行の市販されているものがそのまま使用できるのも魅力です。脚もレトロでとてもいい感じです。 機械は分解掃除をして調整いたしました。ベルトなどの消耗品は交換しております。返し縫い機能があり、レバー内にバネが入っていますので返し縫から通常縫いにするときにはレバーから手を離すだけで良く、ちょっとしたことですが作業の流れを妨げません。 木製部分は表面をクリーニングしています。引き出しも容量があり。脚の程度も大変綺麗でよいです。この当時から日本で仕立て屋というと職業用足踏みミシンを使っていました。脚のSINGERの文字が背面からも見えるようになっていて、これは縫い子さんがお客さんと面と向かって話しながら作業できて、かつブランド名もお客さんから見えるというシンガーの戦略だったのかもしれません。家庭用足踏みミシンと機械的な違いは、釜に全回転の垂直釜を採用していることで高速で安定して縫うことを目的としています。脚を見てもベルト車の直径が家庭用よりも格段に大きいため、速度と推進力の両方に優れているミシンとも言えます。 アンティークよりちょっとモダンになったパワー・スピードのある職業用足踏みミシンです。価格応談いたします。メッセージ下さい。■引き出しの内寸 深さ75mm/幅100mm/奥行325mm■作業台の寸法 幅900mm/奥行460mm/高さ745mm■天板の厚さ 20mm■幕板の下 650mm■脚幅 500mm■重量 約50kg