1970年代 マツモク製 ブルーラベル カジノ エピフォン 日本製 フルアコ

1970年代日本製のブルーラベル、希少なマツモク製最初期のカジノです。この時期の日本製エピフォンは、今はなき「マツモク工業」で作られていました。（1970年代はブルーラベル、80年代に入るとベージュラベル、ここまでマツモク製。その後は寺田楽器製に代わってオレンジラベル）ブルーラベルはギブソンからバトンタッチされての第一号ということもあってマツモクの気合や魂を感じますが、残念ながらバインディングが劣化してボロボロの個体が目立ちます。そのため、この個体のようにバインディングがきれいに残っていて、木部に目立つ傷のない個体は貴重です。ボディ：メイプルネック：メイプル3P指板：ローズウッドペグ：純正ロトマチック型（純正ペグボタン付属）PU：純正P-90カラー：フルサンバーストその他：ヘッド角17°、40mmナローネック、ハードケース付属コンディションについて。品のため通常使用に伴う小傷や擦れなどありますが、演奏に支障の出るようなダメージはありません。楽器慣れしている方であれば、特に問題ないと思います。音出し確認OK。ポットは当時のものなので時々接触不良が見られ、快適に使うなら交換を勧めます。ネック大体ストレート、フレットは凹み減りあるもビビりや音詰まりは無し。トラスロッド左右に余裕あり。金属パーツは経年による錆やくすみがあります。本来容易に取り外しできるブリッジががっちりハマっており、簡単には取れない感じです。高さ調整の必要を感じなかったので当方はこのまま使っていました。現在市場で多く見かけるオレンジラベルの寺田製と、このマツモク製にはかなりの違いがあります。寺田カジノに感じる無機質な工業製品感がマツモクにはなく、色気があるのです。ある程度良い楽器に触れてきた方であれば、マツモク製カジノを抱えてネックを握れば、オレンジラベル以降とは違う出来の楽器であることがわかると思います。近年は日本製カジノの相場が高騰しており、オレンジラベル期のレギュラー品でも100,000円を超えるようになってきました。きれいなマツモク製カジノは愛好家が押さえているので、市場に現れることが少なくなってきました。お探しの方はこの機会にご検討ください。