管理番号 | 新品 :83511911 | 発売日 | 2024/12/20 | 定価 | 48,000円 | 型番 | 83511911 | ||
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国土の約7割が森林である日本は近代化するまでの2000年以上もの間、身の回りのものを木造で作っていたという世界でも稀に見る木工技術大国です。特に伝統木造建築においては、釘を使わないなど人と自然環境に優しい、”木と木の癖を組む”という日本特有の技法が積年の創意工夫により生み出されています。こうした日本が誇る伝統建築工匠の技は2020年にユネスコ無形文化遺産の候補として選定されましたが、その技術を受け継ぐ宮大工は減少の一途を辿り、これまで社会的にもあまり認知されてきませんでした。今まで積み上げられてきた伝統技術、ひいてはそこに込められた想いや知恵が失われてしまわないよう、少しでも多くの人に伝統建築工匠の技を知って頂ければと思っています。そして伝統建築工匠の技に対する認識が広まることで、宮大工の活躍の場を広げていきたいと考えています。LOFは、伝統建築工匠の技をより身近に感じられるよう、「宮大工が一から手掛けた家具」という形で皆様の手元にお届けしたいと思っています。ぜひ実際に見て触って使って、その技術の巧みさ、奥深さ、面白さを身近に感じてみてください。きっと驚いていただけるかと思います。堂宮大工が制作するヒノキの丸太のサイドテーブルです。上面は台カンナ仕上げ、側面はヤリカンナ仕上げとなります。今の製材技術ができる前、つまり、ノコギリが生まれる前の製材技術である、打ち割製材が行われていた頃に使われていたのが、ヤリガンナです。ヤリガンナは木材の繊維を切らずに薄く剥がすように仕上げるため、木材の寿命を長くする道具と言われています。機械での仕上げでは現れない表面の凹凸が柔らかい印象を生みます。そんな、古代の技術と道具の痕跡をぜひとも、インテリアにどうぞ。完全受注生産になります。ご相談に応じ制作致します。サイズ高さ:35cm〜45cm直径:18cm〜25cm重量:10kg〜15kg※受注生産のため、ご注文いただいてから数日〜数週間後の発送になります。※無垢材につき、割れや狂いが発生する場合があります。※手作業につき、寸法に誤差が生じる場合があります。ご了承のうえご注文いただきますようお願い致します。