管理番号 | 新品 :08833697 | 発売日 | 2024/01/06 | 定価 | 20,000円 | 型番 | 08833697 | ||
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カテゴリ |
根津美術館編集発行の図録『阿蘭陀』です。
江戸時代前期、鎖国に至るまでの日本では、活発な貿易によってヨーロッパの文物への関心が高まっていました。
中国の絹とならんで、ヨーロッパの毛織物の輸入が盛んになり、時計、鉄砲、眼鏡なども需要の多いものでした。
焼物は、はじめ薬などの容器として輸入されたものが、香炉、火入、茶巾筒などに利用されました。
やがて日本人の好みにあった器物の注文となり、オランダ人も日本人好みの焼物をあつらえては、持ち来っていたようです。
それは、交趾、安南、宋胡録などの東南アジアの焼物への関心とともに、当事の茶人の広い見識を示すものであります。
現在では、時折茶会に於て使われるだけになった阿蘭陀陶器の全貌を提示すべく、各地に伝来する器を集め、この展示となりました。
作品図版135点
(内容より)
図版
茶陶の阿蘭陀/西田宏子
平戸時代日蘭交渉史におけるオランダ商館の献上品進物について/加藤榮一
資料編/矢崎格
図版目録
参考文献
オランダ窯業地地図
窯印
英文
(目次より)
139ページ
21.5 X 22.0 X 2.0cm
古本ですので経年による傷やヤケ、ヨゴレ、折れ、ヨレ、シミなどがあります。
気になる方は落札を控えてください。